環境について(Environment)
環境について
環境マネジメント
ISO環境マネジメント
基本的な考え方
地球環境と調和した持続可能な社会を実現することは、人類共通の喫緊の課題です。なかでも環境負荷が大きい企業は、積極的に環境問題に取り組む責務があります。こうした認識のもと、当社は「環境方針」を制定するとともに、「ISO14001」の認証を取得し、研究・開発、製造、営業・販売などの事業活動全般を通じて、環境に配慮した取り組みを進めています。
環境方針
- 環境教育による従業員の意識向上、及び利害関係者との積極的なコミュニケーションを通し、地域社会の一員として環境保全活動に協力・貢献できるように努めます。
- 環境に係わる法規制・条例及び自主管理基準を守ります。<法規・基準違反 0件>
- 資材調達、開発、製造、販売、物流、及び廃棄、リサイクルまで事業活動のあらゆる過程でその環境影響を考慮し、環境マネジメントシステムの継続的改善を進めることにより、省資源、省エネルギー、廃棄物削減、化学物質などによる環境汚染の予防に努めます。
※ 上記環境方針に従い、各エリアにて数値化された目標を設定しています。
環境マネジメント体制
当社は環境に配慮した企業経営を推進するため、環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」の認証取得を積極的に推進しています。
2004年12月の初回登録後、対象範囲と対象事業所を拡大し、国内全事業所において認証を取得しています。
適用規格 | ISO14001:2015 / JISQ14001:2015 |
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対象範囲 |
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審査登録機関 | SGSジャパン株式会社 |
認定機関 | UKAS / JAB |
初回登録日 | 2004年12月29日 |
審査登録証 No. | JP05/000659(UKAS) / JP09/070573(JAB) |
おもな取り組み
製品を通じた環境負荷低減
自社製品を通じた環境負荷低減を推進し、自社工場のみならずお客様が安心して使用していただける製品開発に注力しています。
環境配慮型製品の開発例
- 中性水現像型感光材の開発
- 重クロム酸を使用しないロータリー用感光材開発
- Non VOC製品開発
ZDHC
ZDHC(有害化学物質ゼロ排出)について
ZDHC(Zero Discharge of Hazardous Chemicals)は、主に欧米のアパレルメーカーが中心となり、繊維・皮革産業で有害物質の排出をゼロにするための活動を行う非営利団体です。そして、ZDHCは「ZDHC MRSL(Manufacturing Restricted Substances List)」として業界で使用を禁止する化学物質のリストを公開しています。
ZDHC MRSL適合レベルについて
ZDHC MRSLには、適合レベルが3段階あり、レベル1からレベル3に進むにつれて適合性が高くなります。当社のシンガポール工場(Murakami Screen Singapore Pte. Ltd.)で製造している47製品(※2024年6月現在)は、ZDHC MRSLの最高レベルであるレベル3に準拠しており、最も厳格な安全基準を満たしていることが証明されています。詳細な情報は、ZDHC GatewayからChemCheckレポートをダウンロードしてご覧いただけます(https://www.zdhc-gateway.com/)。
当社の取り組み
当社は、従業員の健康、サプライヤーとしての責任、そして地球の生態系を守るため、より持続可能な製造を目指し、製品から有害な化学物質を排除することに引き続き取り組んでまいります。
気候変動への対策
資源循環型社会の形成
地球環境の保全
開発・生産活動における法令、条例の遵守、有害物質の漏洩などの環境事故を発生させない取組み、そして働く社員の健康管理に重点を置いて、環境関連法規体系を整備し、毎期の内部監査、及び外部監査を通じて遵守状況の確認を行っています。